ENJOY BAD DAYS, ENJOY GOOD DAYS

自分のことや好きな音楽のことなどを書いていきます

My Kick Heart / 宮沢りえ

宮沢りえに「赤い花」っていうシングルがあって、発売したのが1993年の今日なんです。

 

前回も書きましたが、当時ぼくは中学生で、いじめられていてとてもつらかった時期なので、1993年の記事を続けて書くとは自分でも思っていませんでしたが、カップリング曲が「My Kick Heart」という小室さんが作った曲で、この時期になると思い出して聴きたくなるので書こうと思います。

 

とはいえ、「My Kick Heart」のことは当時から知っていましたが、ちゃんと聴くようになったのは1993年以降で、当時宮沢りえがテレビで歌っていたのはもちろんカップリングではなく表題曲の「赤い花」なので、そちらのほうが印象が強くて、発売当時のつらかった時期とはあまりリンクしないのが救いです。

 

「My Kick Heart」の作詞は当時小学生だった中澤誠一さん。

中澤さんは闘病中で、病院のベッドで詞を書いたそうですが、中学生のときに亡くなっています。

コミックボンボン秋元康が歌詞を募集していて、選ばれたのが中澤さんの歌詞でした。

 

前向きな歌詞で、作詞をされた中澤さんの当時の心境がうかがえます。

なかでも「ダイアモンドにはなれないビー玉たち」という歌詞がとても好きです。

 

この曲のアレンジもとても好きなのですが、小室ファミリー全盛期を迎える前で、全盛期とはまた違ったアレンジが好きなんですよね。

 

小室さんの音楽との出会いはもっと前ですが、自分にとって大きな衝撃だったり、特に感銘を受けた小室さんの楽曲というのが何曲かあって、その中のひとつが宮沢りえの「NO TITLIST」だったのですが、それはまたいつか書けたらと思います。

 

宮沢りえ「赤い花」
1993/5/21発売